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2019-01-17

築浅リノベーション 犬との優しい暮らし

ダイニングからキッチンを見る
キッチンへ続くドアはペット対応に
リビングダイニング
リビングダイニング
リビング横のお菓子用ショーケース
光を柔らかにするリネンのカーテンとシェード
制作した室内窓 木にグレーのオイル仕上げ
作業室内
リビング横に書斎を新設
洗面化粧台も造作
トイレも改装 奥の壁はF&Bでペイント

築浅のマンションを購入されたご家族、ご夫婦と息子さんとトイプードルの暮らしです。

築4年しか経っていないマンションは状態もよくきれいで、このままでも住める家でした。住める、けれどどこか心地よくない。自分たちの暮らしにマッチしていないのです。どのリノベーションでもそうですが、
「住まいに暮らし方を合わせるのではなく、暮らし方に住まいを合わせる」ことを大事に考えます。もちろん、既存のいいところは残し、生かしていきます。
今回は特に既存の設備などは使いつつ、プランニングをしていきました。

お菓子教室の先生をされている奥様は、シュガーケーキやアイシングクッキーなど愛らしい作品を多数お持ちでした。それらを飾り保管するため、リビング横にシンプルなショーケースの造作を提案。キッチンにつながる作業室も新設、お菓子作りのほか、型や器具の収納場所としても活躍しています。キッチンへ続くドアにはトイプードルが通れる大きさのペットドアも設けました。写真では写ってませんが、リビング横にゲージを置ける、タイル貼りのペットコーナーも作っています。他の部屋につながるドアは既存利用とし、今回も上からFarrow&Ballでペイント(DIY)しリメイクしました。

既存と新設のバランスを図り、調和をつくっていく。
フルリノベーションよりも繊細で気を使いますが、今回もすばらしいクライアントと施工者との協力で完成しました。ありがとうございました。