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2023-06-01

ゆっくり、自分らしく、マンションリノベーション

施主ご家族とは物件探しの時から,もう4年ほどのお付き合い。中古戸建もマンションも一緒にたくさん見学に行き,決められたのは戸建のような庭のある古いマンションでした。

この家の最大の魅力は、ひろい庭から続くゆったりとした心地よさ。穏やかな光を室内から玄関で最大限に取り込めるように計画をしました。

リビングの一角には子供部屋を配置。気配も明かりも取り込めるように、大きなガラスの建具を設置して。
子供部屋とリビングをつなぐ造作の木製引き戸には真鍮のネジ締まり錠をつけました。
子供の本もアートの本も一緒に並べる。分類も何となくくらいでちょうどいい。
アイランドキッチンには腰壁を造作しています。リビングからごちゃごちゃしたものは見えません。
パンを切ったそばからすぐに・・ほほえましい
ダイニングテーブルの横にはデスクコーナーを作りました。宿題も見守りもしやすいですね。
意外と大変だった天井の仕上げ。モルタルですが割れにくいようにきれいに仕上げてもらいました。
ご希望のアーチ枠。壁厚が厚いとアーチが生きます。
三つ葉屋さんのブラケットライトと造作したタオル掛け。こちらも家具屋さんオリジナル。
玄関の上がり框は積層材をアーチ状に。もとは暗くて狭い玄関でしたががらりと明るくなりました。
6つのドット(真鍮)を埋め込んだのは娘さんの年齢が6歳だったから。記念に。
引手は真鍮の無垢材を入れてもらいました。こちらも納まりは大変でしたが良い仕上げとなりました。
何気ない家族の1シーン。家族と家がしっくりと馴染んでる様子がなによりもうれしい。