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2017-05-19

クラシノ・護国神社蚤の市

今年も クラシノノミノイチ(護国神社蚤の市)に建築家の皆さんと一緒に参加させていただきます。

私は5/20(sat)護国神社 9:00~16:00 黄色い三連テントの中にいます。

・・・クラシノより・・・
ここでは、「生まれ変わった木材たちとの新たな出会い」をコンセプトに、建築廃材・端材として本来処分されてしまう木材を再利用し、福岡の建築家たちがちょっと視点を変えてつくったプロダクトが並びます。どれも、建築家らしいアイデア、センスが取り入れられた逸品で、蚤の市らしくここでしか出会えない一品なのです。そんなモノたちにぜひ会いに来てください。

今回私が「廃材を使ったプロダクト」として出品するのは、本革と廃材ベニヤ板でできた、A3図面バインダーです。津屋崎で靴と革小物を作られている「cokeco」さんとのコラボアイテムです。

設計者やデザイナーが良く使う「A3サイズの図面」それはクライアントと設計者の思いを描くキャンバス。そんな大切な図面をまとめるのに使うバインダーは、既製品ではほとんどがプラスティックや紙製ばかり。それらはすぐに汚れ、ほとんどが使い捨てになってしまいます。大切なものを永く大事に扱いたいから、本革とベニヤ板で図面バインダーを作りました。

革は現場でのハードな使用にも耐えるように、表面を荒らしたマッドな牛革を使い、廃材であったベニヤ板はサンドペーパーをかけ、丁寧にオイルを塗りこむことで滑らかな表面に生まれ変わりました。留め具は真鍮と革紐を組み合わせたシンプルなつくりです。手入れをしたり、修理をしながら永く使っていける、相棒のようなバインダーです。