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2018-10-29

ありがとう、ロッポンマツメモリーズ 

10/25、ロッポンマツメモリーズ 今昔写真展が終了しました。

9/22~、2週間の予定でしたが、ご好評をいただき延長を重ね、終わってみれば 1ヶ月以上のロングランになりました。

六本松蔦屋書店さんの懐の深さと温かさには心から感謝しています。ここまで長く、反響があった展示は初めてだったそうで、館長も、写真展の光景が当たり前の日常になっていて、終了するのが不思議な感じだと言われていました。私も同じ気持ちです。

今年の春にふと思いついたこの企画が、多くの方を巻き込み、たくさんの協力と応援をいただき、地域に広がり、みなさんのイベントに成長しました。すべてが奇跡のようにありがたく、感謝しかありません。

六本松の昔地図と年表
六本松手作り地図とモンドくんが書く六本松の町

新聞やテレビ局数社にも取材していただき、地元の方、以前六本松に住んでいた、よく通っていた方、九州大学OBの方など、色んな世代の方に来ていただけました。

写真を見ながら、ここ知ってる!昔はこんなだったね、懐かしい~などの声と、こぼれる笑顔、見ず知らずの方同士が話し出したり、そんな様子を見ているだけでうれしくなる日々でした。

最終日、ザ・座談会
蔦屋書店館長南原氏
聞き入る私たち

会期を延長していただいたので、こちらから発信していくばかりでは勿体無いと、六本松について語りあう座談会を開催しました。

写真は最終日の座談会の様子。

昔から住んでらっしゃる先輩や、当時九大に通っていた方、子供の頃に住んでいた方、最近来られた方など、様々な方にお集まりいただき、当時の話を聞いたり、これからについて話が弾みました。

そんな中で、六本松の魅力はこんなところでは?という話があったので、記録しておきます。

  • 商・住のバランスがよく、コンパクトにまとまった町のため、一体感が出やすく、楽しさが伝わりやすい。
  • 高齢者と若い世代、古い建物と近代的な建築、昔からの住民と新しい住民、人も場所も新旧のバランスがよく、代謝がいい。
  • 子供が元気に挨拶をし、大人も明るく、風通しがよい。
  • 色んなものを受け入れる、許容する雰囲気。
  • 中央区だけどおしゃれすぎない、気負わなくてよい(笑)

まだまだたくさんあるのでしょうが、六本松がみんなに愛されている理由がわかった気がしました。

そして最後に、六本松はこれからどうなっていくのか?という質問を受けました。

皆さんが思い思いに話をされた後、私は、町がこの先どうなるかはわからないけれど、この町を思う人々がいてくれるなら、形がどう変わっても、いい方向に向かい、いい町であり続けると思うと答えました。

全然設計者らしくない答えですが、本気でそう思っています。

福岡が大好きな福岡県民が多いように、六本松が大好きな六本松人がこれからも増えていくといいですね。

ありがとうございました

関わってくださったすべての方々、見にきてくださった多くの方たちに心から感謝いたします。

この企画ができたこと、本当に幸せでした。ありがとうございました。